バークレイ便り

厚井・重松 輝美





バークレーのあちらこちらで、秋を見つけることができる様になりました。
先日、通勤途中で、見事な銀杏の紅葉を目にしました。
ダイナミックな枝振りにたくさんの葉がついて、
それぞれが、異なる角度で朝日にあたり、金色に輝いていました。
おじいさんが、前庭に一生懸命に水をまいていました。
車を降りて、おじいさんと一緒にこの銀杏の写真を撮らせて頂きました。
この銀杏は、おじいさんが、40年前に植えたものだそうです。
この間、一本の枝も切り落さないで、とても 大事にして来たとのお話でした。



ほかの二枚の写真は、娘の美野里が最近購入したデジタルカメラで、撮影したものです。
(美野里さんはサンフランシスコのカリフォルニア大大学院在学



パノラミックの写真は、この11月の晴れた日に、彼女の今仕事をしている研究室の16階の窓から
San Francisco を撮ったものです。 拡大してみますと、金門橋の、二本の赤い柱が見えます。 
森は 金門橋公園です。




また、もう一つの写真は、逆に、湾の反対側から、金門橋を入れて、大学の方角を撮ったものです。
高い、アンテナ塔が見えるところが、
大学 (University of California, San Francisco) のあるところです。


夏に御お送りしましたピンクレデイは、今どんどん長い緑の葉っぱのみを成長させています。
年中忙しく元気な植物です。


ここは、一年中穏やかな気候ですので、東海岸で見られるドラマチックな秋模様はありませんが、
それでも、澄んだ空気のにおい、落ち葉のさらさらした音、いろいろなところに小さい秋を感じます。